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  • WISHに光を当てる。100年の歴史と共に生まれ変わる「MISH」CIリニューアル。

WORKS

実績

株式会社MISHの社名開発およびCI(コーポレート・アイデンティティ)リニューアルをDONGURIがプロデュースしました。

株式会社MISH(旧・三島新聞堂)は、静岡県にある創業約100年の老舗企業です。顧客の願い(WISH)の実現をミッションとしながら、企業向けの総合広告サービスと地域住民に向けた地域密着の⽣活サービスを提供しています。

本プロジェクトは、まもなく100周年を迎える三島新聞堂のさらなる躍進に向けた変革の第一歩としてスタートしました。DONGURIは、新社名「MISH」の開発とCI開発、MI(マインド・アイデンティティ)開発、VI(ビジュアル・アイデンティティ)開発、ブランド浸透施策、各種ツール開発を行いました。

リサーチ・コンサルティング

初めに、ヒアリングとワークショップで現在の事業課題を整理し、分析を実施。今後の展望として、事業の軸足を新聞事業から総合広告事業へと移行していくことから、事業展開に適したマーケティング戦略の策定を行いました。

合わせて、県内外の顧客企業や地方行政機関、各種団体、地域住民などのステークホルダーを洗い出し、事業俯瞰図として整理。新社名ならびにCI開発におけるコンセプト定義と、浸透施策のプランニングも行いました。

新社名・MI・VI開発

ワークショップでは平行して、新社名およびMI、VI開発のための対話も実施。創業から100年の歴史を踏まえて、これまで大切にしてきたことや各ステークホルダーからの認知状況、今後に向けて目指したい姿から、新社名およびMI、VIのエッセンスを抽出し、構造化しました。

もともと地域に密着した新聞事業から始まった企業であることから、その根幹にある「相手に価値を届ける」ことへのこだわりと、地域住民に向けた保険事業や不動産事業など、多岐に渡る事業展開の軸が「顧客の願い(WISH)の解決」であることに着目。長く親しまれていた旧社名「三島新聞堂」と、地域にとって馴染みのある「三島」の印象を残した新社名「MISH」を開発しました。WISHに光を当てるとその影が「MISH」を形作るというギミックは、MISHが築き続ける歴史とミッションを視覚的に象徴するとともに、ロゴタイプのモチーフともなっています。

平行して、MI開発も進行。イギリス英語でのミッション(Mission)の略語が「Mish」となることと掛け合わせ、顧客の願い(WISH)の実現がMISHのミッションであることを定義。「WISHに光を当てる」というビジョンと、TRUST(信頼)、STRIVE(アイデアを生み出す力)、TRIBE(仲間と共に)という3つの価値観を合わせた造語「TRUSTRIBE(トラストライブ)」というバリューを開発しました。

新社名およびMIの開発と平行して、VIの開発も進行。ロゴタイプがミッションそのものを体現するものであることから、シンボルマークはそのミッションの過程にある道のりを社員の一人ひとりがストーリーとして語れる象徴となるよう開発。これまでの100年で築いてきた信頼と、これからの変化を楽しむ発想で豊かな未来を創造する「MICHI」の「M」、ミッションを象徴する「WISH」の「W」、顧客と仲間と共に、豊かな未来を創造して繋げていく「BRIDGE(架け橋)」をモチーフとしたシンボルマークを開発しました。

ブランド浸透施策・コミュニケーション設計

長い歴史を持つ企業の社名およびCI・VIをリニューアルすることから、ブランド浸透施策についても各ステークホルダーにアプローチする媒体を多角的に活用。適切なリブランディング展開のために、アウターコミュニケーションやインナーモチベーション、リクルーティング、セールスプロモーションなど、アウトプットごとに異なる目的と優先順位の整理を行いました。看板やショーウィンドウなど地域の人々の目に留まるものから、会社受付のサインや会社案内パンフレットまで、それぞれの目的に合わせてMISHのブランドアイデンティティを表現するものとして開発を行っています。

コーポレートサイトにおいては、コンテンツとMISHのブランドストーリーを一貫して繋げる体験を構築。一つひとつのコンテンツと「なぜMISHがそう考えるのか」をビジュアルと言葉で接続し、一貫したアイデンティティとして伝える設計で開発を行いました。

また、新聞事業をルーツとすることを重んじながらも、総合広告事業にさらに注力していく宣言を行うため、新聞広告を2ヶ月連続で展開。「WISHに光を当てる」とコピーを打ち出した社名変更予告の翌月に、前月の紙面広告の「WISH」の文字を切り抜き、光を当てると影として新社名の「MISH」が形作られるというクリエイティブを制作しました。年賀状やダイレクトメールも広告出稿に時期を合わせて発送することで、地域住民を含めた各ステークホルダーに新社名の認知を高めるとともに、新たに生まれ変わったMISHの姿を印象付けることを狙いました。

この他、組織再編や営業戦略策定などのプロジェクトも開始。100年の歴史と共に生まれ変わろうとする道のりを、MISHの皆様と共に伴走する取り組みがスタートしています。

 

AGE
2021.01-
CONSULTING
濱脇賢一
DIRECTION
田島一生
COPYWRITE
大久保潤也
CREATIVE DIRECTION
ヒロ・カタヤマ
DESIGN
中園英樹

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