組織における共通言語の「開発」と「浸透」を行います。
組織開発を行う際に必要になるのが、「組織内の共通言語」です。共通言語が組織内に流通し、組織を構成する各メンバーがその共通言語に基づいて行動することで、社内文化と業務プロセスが接合されて、組織が活性化に向かいます。ただし組織における「共通言語」の開発・インストールプロセスは、どの組織にも共通した正解があるわけではなく、組織の規模や状況・メンバー特性等により全く異なります。代表者主導によるトップダウンで進めるべきか、現場を巻き込んでボトムアップで進めるべか、各組織固有の文化形態に則って設計する必要があります。
そのため、まず事前にステークホルダーインタビューや全社アンケートを始めとした社内サーベイで、対象組織の状況を可視化・分析し、最適なコミュニケーションルートを設計します。トップ~ボトム全体を俯瞰することで、共通言語の開発だけでなく、浸透のロードマップまで引くことができます。さらに、組織エスノグラフィをもとにワークショッププログラムを設計し、ワークショップ参加メンバーの各役割やポジショニング合わせて、発話を促したりアイデアを引き出させることにより「当事者化」を行いながら、「共通言語」の開発、および組織へのインストールを行います。
組織における共通言語開発〜浸透プロセス
<組織文化/現状把握>
業務理解、ステークホルダーインタビュー、社内アンケート、構造化/課題仮説構築、課題仮説検証(行動観察/ヒアリング)、課題発見
<メンバー当事者化>
ワークショップ参加者事前リサーチ、ステークホルダーマッピング、発話/対話ファシリテーション、意見可視化/共有化
<ワークショッププログラム設計>
企業プライオリティに対する問いの設計、ユーザー/メンバーニーズの洗い出し、ビジネスモデル再構築に対する問いの設計
<共通言語開発>
前提となる共有認識の定義、共通言語プロトタイプ開発、プロトタイプ検証/ブラッシュアップ
<浸透プロセス>
浸透ロードマップ設計、レイヤー毎の浸透施策構築/実施、効果検証/修正改善
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