トリドールホールディングスが展開する「コナズ珈琲」は、「ハワイにいるような空気感を体験できる」カフェとして、人気を誇るブランドです。 今回、DONGURIが依頼を受けたのは、店舗内のツールのリニューアル。特に、店内で販売されていた、珈琲豆のパッケージのリニューアルを行いました。 DONGURIは、今回のプロジェクトを、単なる店内ツールのデザインリニューアルではなく、「コナズ珈琲」の世界観を体現し、入店から退店までの「ハワイ体験」をトータルに楽しんでいただくための体験デザイン、と定義しました。 体験のデザインにあたっては、すでに「コナズ珈琲」が体現している「ハワイ体験」とは何か?について、正確な言語化を、リサーチャーとデザイナーで試みました。実際に来店しての店舗体験はもちろん、ブランド立ち上げ時のコンセプトを参照し、「コナズ珈琲が体現している価値」の言語化を行いました。 その結果、珈琲豆の体験コンセプトを「旅の終わりにワクワクしながらお土産を買う体験」として定義。 そのコンセプトを「コナズ珈琲」におけるハワイ体験と接合させ、「来店の思い出として思わず買いたくなるお土産とは何か?」を検討し、ハワイの印象的な風景をあしらったデザインを開発。「ハワイ体験」の楽しさを持ち帰ってもらうことで、さらなる再来店を促すツールとしても設計しています。