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実績

20代からのリーダーシップを提供する「シェイク」のコーポレートサイトリニューアル。

株式会社シェイク様のマーケティング策定プロジェクトを担当しました。また、プロジェクトを通じ、コーポレートサイトのリニューアルを実施いたしました。

今回のプロジェクトについて

シェイクは「リーダーシップ開発」を軸に、階層別をはじめ様々な企業研修の設計と提供、研修後の行動変容までを含めたソリューションを提供しています。今回のプロジェクトでは、まず、エグゼクティブ、ボードメンバーの皆様へのインタビューリサーチを実施。現状の活動や組織状況、事業計画、来期以降の展望、打ち出したいメッセージ、それに紐づいたサービス設計についてヒアリングを行いました。その結果得られたのが「20代からのリーダーシップ開発」というキーワード。組織の中でリーダーシップを発揮するには、管理職になる30〜40代からではなく、20代から自分の意志を持って周囲を巻き込むリーダーシップ経験を積むべき、というメッセージです。
これまでシェイクは「研修を主に提供する会社」として事業を進めてきましたが、代表のビジョンに基づき「20代からのリーダーシップ開発」を事業の軸に据え、社外はもちろん、内部に向けても新たな認知を構築するために、マーケティングプラン/サービス設計を新しく検討することとなりました。

プロセス

「20代からのリーダーシップ開発」というメッセージを内外に向けて打ち出していくにあたり、外部に向けてはメッセージの妥当性を、内部に向けては自己認知を変えていくための巻き込みを設計・検証する必要がありました。そこで、まず外部に向けた検証の場として、サービスのメインステークホルダー/意思決定者となる企業の人事部の方からの意見を伺うため、DONGURIとシェイク共同で「研修設計」をテーマとしたイベントを企画・実施。イベントは好評をいただき、メッセージの検証としても充分な意見をいただくことができました。
また、ティール組織の文化を取り入れているシェイク様においては、PJメンバーの皆様方から全社員の意見を募りながら進めたいとの希望もあり、全社員様を巻き込む共創プロセスを提案させて頂きました。具体的に実施したこととしては

    1.  シェイク全社会議にDONGURIが数回参加し、今回のプロジェクトの目的・進め方などのプレゼン、自社サービスを見直すワークショップを実施。また、デザイン構築の段階で、その意図やプロセスを開示し、オープン・ディスカッションで意見を収集しました。
    2. オフィス内に模造紙にて、情報設計、デザイン開発の思考プロセスを掲示。ビジュアルや言葉の選定などについて、社内メンバーのフィードバックをもらえるよう工夫しました。

上記のような社内を巻き込んだ共創プロセスを取りながら、新しいメッセージ「20代からのリーダーシップ開発」について、内部で考える機会を持っていただけることとなりました。

Webサイト開発

コーポレートサイトは、今回のマーケティング戦略プロジェクトのアウトプットとして開発しました。つまり、機能としては「サービス訴求」を目的としたサイトですが、機能訴求に寄り過ぎても、感情に訴える「シェイクらしさ」を伝えることができないと考えていました。
そのため、特にトップページにおいては、感情訴求を担うKVから機能訴求を担うサービス紹介エリアまでのグラデーション感を意識し、色面積・文字サイズ・余白を検討しました。サイト全体においても、サービスや事例を提示しながら、しっかりとメンバーの顔が見えるバランス感を意識しています。

キービジュアル(KV)/コピー開発

KVではシェイクから受ける「印象」を鑑みながら世界観を膨らませました。もともと「シェイク」という社名の由来でもある「movers & shakers」という言葉が社内認知としてもあったため、そこを起点に、シェイクという存在のあり方を「振動・エネルギー」と言語化。最終的に「クオーツ(水晶)」をメタファーとする表現に落とし込みました。水晶には、電圧を時間という在り方に変換したり、エネルギーを受けて色が変わるなど、様々な特性がありますが、リーダーシップ開発を通したシェイクのスタンスとメタファーとしての親和性が高いと判断しました。
コピー開発では「20代からのリーダーシップ開発」と連携する言葉として、「lead the self, lead your life」を提案。サービスを通した「個の自律」にコミットするという想いや、リーダーシップ開発を通じて、自分自身の人生を自分らしく生きると同時に、周囲や組織に影響力を高めていくことを支援していきたい、というメッセージが込められています。
KVとコピー開発においては、先に述べたような決定プロセスにメンバーが参加するという共創的なプロセスを取ったことで、非常に納得度の高いアウトプットとなりました。

https://shake.co.jp/

AGE
2019.11-
CONSULTING
濱脇賢一
RESARCH
矢口泰介
DESIGN
吉野拓人
CREATIVE DIRECTION
吉野拓人
COPYWRITE
高田洋明

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